第12歩:非攻の真実と憲法9条 ―― 「攻撃しない」ための圧倒的技術力
墨家は「兼愛交利」という平和なネットワークを理想とした。しかし、彼らは現実主義者でもある。どれほどこちらが平和を願っても、理不尽な私欲で侵略してくる「バグ(敵)」は必ず存在する。その時、彼らはどうしたか。「非攻(ひこう)」である。
1. 無抵抗主義ではない 非攻とは「自ら他国を攻撃しない」という絶対ルールだが、決して「無抵抗でやられる」という意味ではない。むしろ逆だ。彼らは、相手に攻撃を諦めさせる(抑止する)ために、当時の最先端の物理演算と機械工学を駆使し、絶対に落とせない強固な城壁と防衛兵器を作り上げた。
2. 憲法9条と実務家の防衛 現代日本の「憲法9条」は、自ら戦争をしないという美しい理念(非攻)を掲げている。しかし、祈るだけで平和が維持できると考えるのは、実務家としてはあまりにも無責任だ。真の「非攻」を成立させるためには、相手の侵略意図を物理的に粉砕するだけの「圧倒的な防衛技術(右拳)」が裏付けとして絶対に必要となる。私たちが現場を守るためにも、ただ波風を立てないようにするのではなく、いざという時に相手を圧倒できるだけの知識と技術を、日々冷徹に鍛え上げておかなければならないのだ。
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